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the Republic of Letters
『アセンブリ』を囲んでみるアセンブリ
トークイベント(入場無料/予約不要)
場所: 大學堂(小倉旦過市場内)
〒802-0006 福岡県北九州市小倉北区
魚町4丁目4-20 旦過市場(080-6458-1184)
日時: 7/13(金) 17:30~19:30+α
出演: 清水 知子
(文化理論・メディア文化論 筑波大学)
聞き手: 逆卷 しとね (文芸共和国の会 世話人)
問い合わせ: vortexsitone@gmail.com(逆卷)
Performers
&
Books
清水知子(しみず・ともこ)
愛知県生まれ。筑波大学人文社会系准教授。博士(文学)。専門は比較文学/文化理論/メディア文化論。
著書に『文化と暴力――揺曳するユニオンジャック』(月曜社)、『21世紀の哲学をひらく――現代思想の最前線への招待』(共著、ミネルヴァ書房)、『地域アート――美学/制度/日本』、『労働と思想』(以上共著、堀之内出版)、『帝国と文化――シェイクスピアからアントニオ・ネグリまで』(共著、春風社)、『ドイツとの対話 <3・11>以降の社会と文化』(共著、せりか書房)、『芸術と労働』(共著、水声社)など。
訳書にスラヴォイ・ジジェク『ジジェク自身によるジジェク』(河出書房新社)、アントニオ・ネグリ&マイケル・ハート『叛逆――マルチチュードの民主主義宣言』(水嶋一憲との共訳、NHKブックス)など。
青土社HPより
アセンブリ―行為遂行性・複数性・政治―
ジュディス・バトラー 著 佐藤 嘉幸+清水 知子 訳
集会(アセンブリ)の自由のために 不安定(プレカリアス)な生の連帯
私たちはいかに〈使い捨て可能な生〉となることを拒否し、自由と平等を目指しうるのか。街頭に集う身体が〈語る〉言葉を読み解き、現代における民主主義の条件を探る。
【目次】
序論
第一章 ジェンダー・ポリティクスと現れの権利
第二章 連携する諸身体と街頭(ストリート)の政治
第三章 不安定(プレカリアス)な生と共生の倫理
第四章 身体の可傷性、連帯の政治
第五章 「私たち人民」――集会(アセンブリ)の自由に関する諸考察
第六章 悪い生の中で良い生を送ることは可能か
謝辞
原註
初出一覧
解説 「アセンブリ、不安定性(プレカリティ)、行為遂行性(パフォーマティヴィティ)」(佐藤嘉幸)
人名索引
[著者] ジュディス・バトラー(Judith Butler)
カリフォルニア大学バークレー校教授。
以下、主な邦訳。
『ジェンダー・トラブル――フェミニズムとアイデンティティの攪乱』
『アンティゴネーの主張――問い直される親族関係』
(以上、竹村和子訳、青土社)
『権力の心的な生――主体化=服従化に関する諸理論』
『自分自身を説明すること――倫理的暴力の批判』
(以上、佐藤嘉幸・清水知子訳、月曜社)
『生のあやうさ――哀悼と暴力の政治学』
(本橋哲也訳、以文社)
『戦争の枠組――生はいつ嘆きうるものであるのか』
(清水晶子訳、筑摩書房)
『触発する言葉――言語・権力・行為体』
(竹村和子訳、岩波書店)
『偶発性・ヘゲモニー・普遍性――新しい対抗政治への対話』
(エルネスト・ラクラウ、スラヴォイ・ジジェクとの共著、竹村和子・村山敏勝訳、青土社)
『国家を歌うのは誰か?――グローバル・ステイトにおける言語・政治・帰属』
(ガヤトリ・スピヴァクとの共著、竹村和子訳、岩波書店)
[共訳者] 佐藤嘉幸(さとう・よしゆき)
京都府生まれ。筑波大学人文社会系准教授。
パリ第10大学博士号(哲学)取得。専門は哲学/思想史。
著書に『権力と抵抗――フーコー・ドゥルーズ・デリダ・アルチュセール』、『新自由主義と権力――フーコーから現在性の哲学へ』、『脱原発の哲学』(田口卓臣との共著)(以上、人文書院)、『三つの革命——ドゥルーズ=ガタリの政治哲学』(廣瀬純との共著、講談社メチエ)。
訳書にミシェル・フーコー『ユートピア的身体/ヘテロトピア』(水声社)など。
記憶選書 #40